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【幼児】


ドブソン博士   ドブソン博士の一問一答 <幼児>

 聖書は、子どもの気質や性格が誕生前から定まっていることをいっていますか。
 可愛い赤ちゃんが、生まれつき悪い性質をもって生まれて来たなどとは信じられません。
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簡単で役に立つしつけの7原則

コール・テモテ

1 子どもに指示をする時には、聞こえるようにはっきりと、そして子どもが理解できるように気を付けましょう。

  子どもが指示に対して返事をし、必ず従うことができるようにしましょう。
*その指示は親からの「おねがい」なら子どもに断る権利があります。しかし礼儀正しく断るように教えましょう。
*指示が「しなさい」、「やめなさい」などの命令であるなら、言われた事に従うように指導しましょう。
*従わせられないのに何度も同じ指示を繰り返すことは親の権威を崩します。

2 従わせる方法を適切に選び一貫性をもって実行しましょう。
*ちゃんと従った場合には感謝や、賞賛またはほうびが適切です。
*直接的な反抗の態度にはこらしめ、罰を与える。(例えば小さい子は「おしりペンペン」やタイマーを使って椅子に座らせたり、大きい子はテレビ、ゲーム禁止などが良いかもしれません。)
*無責任、忘れ、失敗のばあいは、最初は注意し、繰り返すようなら周りの作業をさせたり、文章を書かせたりするのが適切かもしれません。
*子どものした事に対する反応には一貫性があるようにしましょう。

3 指示をしたり、叱ったり、こらしめたりする時は冷静に、どならずに、自制心を持ってしましょう。
*しつけの動機が親の面子や都合ではなく、子どもへの愛情と最善を考えての  事なのか確認しましょう。
*「おしりペンペン」は人前でしないこと、怒ってしないこと、3回を超えないこと、頭や顔ではなくおしりだけにするように気を付けましょう。する前は必ずその理由を説明し、子どもを愛していることを伝えましょう。これは明らかな反抗心や危険な行為の時だけに限るようにしましょう。

4 指示に関しては両親が一致をするようにしましょう。
*片方の親がした指示をもう一人が子どもの前で否定しないようにしましょう。
おじいちゃん、おばあちゃんなどにも協力してもらいましょう。

5 子どもが大きくなるにつれて、少しずつ「指示」から「お願い」や「交渉」へと移ります。それでも、譲れない部分はしっかり自覚させ、今までのように守らせましょう。「我が家には我が家の文化」−各家庭にはその家の基準や特徴があることは良いことです。「だれだれちゃんの家」や「みんながやってる」ことに妥協する必要はありません。

6 常に親や兄弟を尊敬する必要性を伝えましょう。
*けんかや議論でも相手を傷つける言い方は許さないようにしましょう。
*常にマナーや礼儀を守らせましょう。
*相手の気持ちを考えて、間違った時は親も子どもも素直にあやまりましょう。

7 親のお手本がしつけの根拠です。お父さんやお母さんが自制心がなく、無責任であったり、不正な行動をとっていたりすれば、子どもをしつける立場や権威がなくなります。夫婦関係が安定していて、愛情、尊敬、思いやりの模範があることは子どもにとっての最大の祝福です。



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